回生ブレーキとLCA(減速時の運動エネルギーをバッテリーに回収)

弊社では、電気自動車のエコシステムの研究開発も行っております。減速時の運動エネルギーをバッテリーに回収することで、効率の良い電気自動車を実現します。加えてネオジウムを使わないモーターとコバルトを使わない電池を使うことでLCAも改善します。

ダイハツ「ミラ」を電気自動車(EV)化

パソコンを搭載

パソコンで走行状態をモニタリング

充電器を車両に搭載。充電も計測PCから制御します。

交流電源の位相制御で高効率の充電を実現

各バッテリーセルごとに温度管理も行う

350 Vのバッテリーパックを14本。遮断リレー、冷却ファン、温度センサーを内蔵。

車両後部にバッテリーを配置

AC200 Vで充電し、急速充電は30分で完了

駆動モーターは汎用誘導電動機(7.5 Kw / AC200V / 10馬力)

エンジンをモーターに置き換え

走行試験場にてテストした結果をデータ化。縦軸が「速度」で、横軸が「時間(30000 = 3000秒)」です。

バッテリー電圧の変化はこの通り。

消費電力は最大で25 Kw(33馬力)を計測。

駆動モーターの温度上昇はとても緩やか(時折計測されるスパイクはノイズです)

弊社の電気自動車のデータを解析すると、47.54 Km/100円(1kWh = 20円)でした。

単位を三菱「i-MiEV」と等しく換算すると、105.17 Wh/Kmになり、JC08モードに換算すると86.7 Wh/Kmになります。

車両 弊社EV I-MiEV G フィットEV リーフ
交流電力量消費率 86.7 Wh / km 110 Wh / km 106 Wh / km 124 Wh / km
電池容量 7.9 kWh 16 kWh 20 kWh 24 kWh
充電走行距離 計測中 km 180 km 225 km 200 km
電池容量 / 走行距離 計測中 Wh / km 89 Wh / km 89 Wh / km 120 Wh / km

他社の代表的なEVとの比較をまとめると、回生ブレーキ発電技術を搭載する弊社のEVは非常に効率が良いことが分かっています。

詳細は「お問い合わせフォーム」よりお願い致します。

【お問い合わせ】株式会社レック制御