最終更新日2010年5月31日
Last update 7,16,1998
株式会社レック制御
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ActiveX対応
AD08 for Windows95/98/MEは、
DOS/VコンピューターのRS232C(COMポート)に接続して使用します。
測定範囲は標準品で±10V、精度は12Bitで、8チャンネルあります。
電源装置を内蔵していますので、ACアダプタは不要です。
オプションの、ActiveX AD08Controlプログラムをインストールすると、
VisualBasic5.0j以降でAD08が、
1つのコンポーネントとして利用できるようになり、
独自のプログラム開発が可能となります。
また、ActiveX AD08ControlはG−SOFT社取り扱い品です。
※現在受注生産品です。注文数が最小ロットに達した場合に生産。
ActiveX対応
AD08 for Windows95/98/ME
**内容物**
AD08計測器本体(RS232C 9Pinケーブル付き、電源ケーブル付き) 1台
測定プルーブ(ch0〜7用:8本、0V:2本、電源出力用:2本)
プログラムディスク(標準型)1.44MB 3.5インチFDにて提供。(DOS/V機用) 1式
説明書 1式
プログラムディスク
ActiveX AD08Control 1.44MB 3.5インチFDにて提供(DOS/V機用) 1式
説明書 1式
フロントパネル外観![]() 外観(幅110mm,高さ46mm,奥行き140mm) ![]() 入力範囲を選択できる、 レンジ切替型のAD08も製作しております。 http://www.lec21.com/4/index.htm |
高機能型のプログラム AD08レコーダ![]() エクセルにて、記録されたデータを分析できます。 ![]() |
測定データはエクセル形式(CSV)で、フロッピーディスクやハードディスクに保存出来ます。
保存されたファイルをエクセルで開いて、解析出来ます。
この表示例は、ch0とch1の電圧をグラフ化した例です。
PWR SW:電源スイッチ PWR LP:電源ランプ
+5V:+5V(30mA)出力 −5V:−5V(30mA)出力
ch0:チャンネル0入力 ch1:チャンネル1入力 ch2:チャンネル2入力 ch3:チャンネル3入力
ch4:チャンネル4入力 ch5:チャンネル5入力 ch6:チャンネル6入力 ch7:チャンネル7入力
0V:ゼロボルト端子(各chと0V間に電圧を印可し、使用します)
入力範囲を選択できる、
レンジ切替型のAD08も製作しております。
http://www.lec21.com/4/index.htm
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プルーブを取り付けた状態
入力範囲を選択できる、
レンジ切替型のAD08も製作しております。
http://www.lec21.com/4/index.htm
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このコントロールを使って、AD08を自由に制御することができます。
コントロール名はデフォルトでAD08Control1となりますので、名称は自由に変更してください。
プロパティ/関数/メソッド解説
デザイン時に設定可能なプロパティは次の表のとおりです。
プロパティの解説
オブジェクト名:
プログラム言語の中からAD08Controllerオブジェクトを参照するのに必要な名称を定義します。
COMSettings: 通信COMポート番号と通信速度をコンマで区切って数値で指定します。通信速度は省略可能で、
その場合9600bpsが自動的に指定されます。指定できる値は、COM1〜COM8及び2400、9600、
14400、28800、38400、56000bpsです。通信速度でその他の値を指定した場合は常に
9600と解釈されます。
使用例:
AD08Control1.COMSettings="1,9600" (COM1、9600bpsに設定)
Interval: 前回の通信から次回の通信までの時間的ウェイトをms単位で設定します。デフォルトは0msです。
使用例: AD08Control1.Interval=100
TimeOut: 通信処理におけるタイムアウト時間をms単位で設定します。デフォルトは0msですが、必ず1000ms
前後の値を設定してください。50ms程度以下の場合、通信が正常であってもタイムアウトが
発生する場合があります。
使用例: AD08Control1.TimeOut=1000
関数の解説
GetAD: この関数を呼び出すことにより、AD08からA/D変換データ(即値)を取得することができます。
引数は長整数(long int)の配列(要素数8)を指定してください。この関数の値は通信に成功した
場合Trueを、何らかの異常が生じた場合(通信エラー、タイムアウトなどを含む)Falseを返す、
Boolean型関数です。
使用例: Dim x(7)
as Long
if AD08Control1.GetAD(x) then '
通信に成功
Debug.Print x(0) 'チャンネル0の値を表示
End If
OpenCom: COMSettingsプロパティに設定した通信パラメータにしたがってRS-232Cポートを開きます。
ポートが正常に開いた場合はTrueを返し、開けなかった場合はFalseを返します。
使用例: AD08Control1.COMSettings="1,9600"
if not AD08Control1.OpenCom then
msgbox "ポートを開くのに失敗しました"
OpenStatus: ポートの状態を返します。指定COMポートが開いている場合Trueを、
そうでない場合Falseを返します。
使用例: if
AD08Control1.OpenStatus then msgbox "ポートは開いています"
メソッドの解説
ClearBuf: 通信バッファを強制的に空にします。
CloseCom: 現在使用中の通信ポートを閉じて、他のアプリケーション用に解放します。
※標準的なプロパティは、デザイン時にプロパティページから設定することができます。
その他
本プログラムの使用可能機種は、
本体:OADG加盟DOS/V、NEC PC98NXシリーズ
CPU:Pentium 75MHz必須、133MHz以上推奨
搭載主記憶:16MB必須、32MB以上推奨
シリアルポート:1ポート以上必須
を推奨します。
***使用可能なパソコンについて。***
DOS/V機 ペンティアム90MHz以上を推奨。
プログラムをインストールすると、ハードディスクを約1Mバイト使用します。
RS232C(COMポート)を使用します。(ノートを含むほとんどの機種で標準装備されています。)
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***測定範囲について。***
1:標準品は、±10Vが測定できます。ただし、これ以外の仕様品も製作できます。
例えば、ch0〜3までが±6V。ch4〜7までを±12Vなど。ただし最小5V、最大48Vまでです。
2:±測定は必要なく、+のみの測定でいい場合も製作できます。
この場合、測定精度は±時の2倍になります。
3:±測定と+のみの測定が各chで混在する場合も製作できます。
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***測定精度について。***
分解能12ビットのA/D変換器を使用していますので、
測定範囲が±10Vの場合は、実際は±10.2V程度まで測定できるようになっていますので、
+10.2−(−10.2)/4096=4.981mV
になります。
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***RS232C通信について。***
AD08はRS232C通信(COMポート)にて、パソコンに測定データを送っています。
大抵のパソコンには予備のCOM2ポートが装備されており、ここに接続します。
もし外付けのモデムがCOM2に接続されている場合は、RS232C切替器か、
RS232C拡張ボードを取り付けるか、あるいは必要に応じてモデムを外して、AD08に
つなぎかえる必要があります。
通信速度は9600BPSです。
また、通信速度の変更も可能です。
変更が必要な場合は、弊社まで連絡下さい。
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